失恋の追憶

本日はカミュエルがどのような恋愛遍歴を歩んできたか、特に失恋話について載せたいと思う

カミュエルは中学時代は完全なアニメオタクで女子との接点は皆無であった

しかし、そこは年頃の野郎なので高校入学と同時に彼女を作ってウハウハな学生ライフを送る妄想(ズボンの前も)が膨らんでいた

共学高校であったので高校1年は男女半々の構成比であったが、カミュエルはあろうことか高校2年から理系を選択したため男女比は3:1となってしまった

そこからは、相変わらず女子とは接点のない日々が続き、悶々とした学生生活を送っていた

そんな中、同級生の文系の女子に身長165cm、さらさらロングヘアーでスレンダーなカミュエル好みがいたため意を決して「付き合ってください」と告白

「お友達なら」

と取りあえずはOKをもらった!!!!

高校を卒業し、別々の学校に進学したカミュエルと彼女だったが、月に2回程度映画や動物園に行って食事やお茶をするぐらいで今思えば本当にガキの付き合いであった

それでも1年ぐらいは遊んでいたので、性欲あふれるカミュエルはクリスマスのプレゼント交換をした時に

「やっぱり君のことが好きだ」

とハグをしてキスしようとしたら彼女からは

「ゴメン」

と一言言われ、その後はお互い無言状態で気まずくなってしまった・・・・

「あんなに一緒に遊びに行って、いろいろ話もしたのになんでやー!!!」

と怒りが湧いてきて相手を責めるばかりであり、当時は相手の気持ちを考える余裕もなく自然と別れてしまった・・・

今思えば、そのことがカミュエルにとってはかなりのショックだったらしく、次の年には留年もして1年間の引きこもり生活を送るようになった

当時はカミュエルも20歳の遊びたい盛りだし

「付いてこなけりゃ捨ててやる」

ぐらいの意気で街に出てナンパしまくればいくらでもゲットできたかもしれないが、純情ボーイだったため失恋トラウマから抜け出せずに暗黒の日々を送っていた

その後は人づてに彼女は銀行に就職し、職場結婚したことを聞いて何とも言えない切なさで胸がいっぱいになった・・・・・

最初の恋愛が成就して結婚するなど殆どないのだが、当時のカミュエルは頭の中の99%が彼女のことで埋め尽くされており心が縛られていたな・・

今ならあの時、大人の対応で

「ゴメン、ちょっとフライングだったね」

と笑いも取りながら、普通に接し、彼女に罪悪感を感じさせながら駆け引きをして進展させることもできるが・・・若気の至りというやつか

彼女は今は何をしているのだろうか?

子供もできて、職場結婚した野郎と幸せな生活を送っているのだろうか?

あれから何十年もたっているのに、今でもあの時のことを夢に見たりもするし、思い出して胸が苦しくなる・・・

時計の針は戻せないし、彼女とはこの後も会うことは無い・・・

それが、人生というやつなのだろうな・・・



今日はそんなヘタレだった時代の恋愛話にお付き合いいただき、ありがとうございました







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